2014/01/18

日本グルメ

若き日の蒋介石がかって一兵卒として訓練を受けた、
新潟県上越市高田の陸上自衛隊の高田駐屯地を最近訪れた。
取材の内容は本に書く予定なのだが、駐屯地広報の皆さんも非常に協力的で、
予想以上に蒋介石の高田経験は知られていないことが多く、大変興味深いものだった。

高田へは新幹線で東京から越後湯沢(1時間半)まで出て、それから在来線の特急で直江津まで行き(1時間)、ローカル線で南高田という無人駅で降りて(10分)、タクシー会社で車を呼んで駐屯地まで5分ほど。
雪さえつもってなければ、歩こうと思ったら歩ける距離だった。

日本一の豪雪地帯だけあって、もうここ数日の冷え込みで一面どっさりと雪が積もっていた。

取材の際、駐屯地の食堂で食べたカレーラーメンがあまりにも美味しかった。
カレーラーメンは、新潟の三条が発祥の地らしく、
この駐屯地だけでなく高田のあちこちでもたべられるとか。
カレーラーメンについては、カレーうどんのように普通のスープにカレーがかかっているのを想像していたが、どうもこれはカレー風味のスープにしているようで、スープとカレーが一体化しているのが気に入った。あと、わかめがたくさん入っていたが、カレーとの相性がいい。
今度、わかめカレーでも作ってみよう。

駐屯地価格で450円。大満足である。
かなり熱々で量も多いのに、一緒に食べた広報班の村松さんが、
90秒ぐらいでスープまで完食してしまい、こっちが目を丸くしていると、
「自衛隊にいると、休憩時間が大事なので、食べるの早くなりますよ」
と言って豪快に笑っていたのが印象に残った。

蒋介石関連の資料は同駐屯地の郷土資料館内に展示されており、
事前に連絡しておけば見せてもらうことができます。

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