2011/08/08
A-Lin(アーリン)という名前の台湾の女性シンガーの曲を聴いたことがあるでしょうか。
まだでしたらユーチューブなどでぜひ。
いま、私は台湾から買って帰って来たばかりの「寂寞不痛」を聴いていますが、
ものすごく良くて、クオリティの高さにびっくりしています。
声域の豊富さとか、高音の伸びとか、音楽には素人の私でも「すごい」と思ってしまいます。
やっぱり、張恵妹の後継者は彼女しかいないと再確認しました。
A-Linは、本名は黄麗玲といって、張恵妹が「A-Mei」というように、最後の一文字に「ちゃん」を意味するAをかぶせて、名付けたものです。
張恵妹は台湾の少数民族ブヌン族の出身ですが、A-Linはアミ族の出身です。
少数民族の子供たちは幼い頃から家庭で歌に囲まれる生活を送ってきているので、
歌唱力、音感、リズム感などに優れていると言われていますが、A-Linはその典型です。
パブなどで歌っていたところを音楽関係者に見いだされ、2006年にデビューしました。「失恋無罪」が最初のアルバムです。二枚目のアルバム「天生歌姬」、三枚目の「以前,以後」がともにヒットして、この「寂寞不痛」を出して、順調に業績、人気を積み上げてきました。
すでに台湾のレコード大賞「金曲奨」に何度かノミネートされていますが、来年の金曲奨は彼女の手に落ちると私はにらんでいます。