2011/08/14

その他

お盆の週末ということで、仕事や原稿もちょっと一段落したので、
前からやってみたかった「書店まわり」を敢行してみました。
新潮選書「ふたつの故宮博物院」がどんな風に売られているか、興味があったし、
良い場所で売ってもらえるよう頼むと、対応してくれるらしいと聞いていたので。

最初に行ったのは、東京駅周辺エリア。
オアゾにある「丸善」、日本橋の「丸善」では、それぞれ選書担当の店員さんがお休みでしたが、
どちらもすでに平積みにしてもらっていました。
「八重洲ブックセンター」では、4階で選書担当の女性と話ができて、
「この本は、よく動いていますよ」とのこと。
嬉しくなって「一階で売ってくれませんか」と、図々しく聞いてみると、
「一階は担当が違うので、直接交渉してはどうでしょうか」と言われました。
そんなものなのかと興味津々で一階のレジで担当の方を呼び出してもらいました。
すると、端末でぱちぱち打って「30冊入荷して、17冊出ていますね。うん書評も出ていますし、
一階におくように来週追加注文しておきましょう」とのこと。
話がとんとん拍子にすすんで、けっこう嬉しくなる。

ところが、場所を神田一帯に移動して、「三省堂」に行くと、4階で平積みにしてもらっていましたが、
ここで担当の背の高い男性に「一階に置いてもらうことは・・・」と尋ねてみると、
「う~ん、今月に入ってから売れ行きが落ちていますし、まだこの階で展開していくつもりです」とのつれない対応。本屋さんによって、本の売れ行きも違うもんなんですね。
さらにそう感じたのが、神田にある中国関連書店での状況です。
東方書店では、店頭のいちばん目立つ場所に平積みで「先週のベスト8」というポップとともに置いてもらっていた。名刺を差し出すと喜んでもらえたし、追加で発注してくれるとのこと。
でも、その向かいにある「内山書店」では、一階の売り場になく、専門書ばかりの2階のはじっこに一冊だけ、本棚に置いてあって、名刺を出しても「はあ」という感じで、寂しく店を後にしました。

新宿では「紀伊国屋」と「ジュンク堂」、それぞれ回りましたが、
びっくりしたのは、「紀伊国屋」で2階と5階と6階に置いてもらっていたことと、
新宿の「ジュンク堂」の大きさと使いやすさ。
今回、いろいろ東京の代表的な本屋を10軒ほど回りましたが、
本屋さんによって本の並べ方もちょっとづつ違うし、
今回のような著者訪問への対応も喜んでもらえるところ、迷惑そうにされるところ、
いろいろあるんだなと分かりました。

最近は本業は編集長で基本的に会社の仕事だし、
そのほかの時間は家の中やスタバで原稿を書いていることが多いので、
久々に足を使って動き回ったわけですが、
気温が35度を超えていて、夏の営業活動って本当にしんどい。
でも、個人でこういうことをしてどれだけ効果があるか分からないけど、
自分の商品がどういうように売られていて、その売っている人たちがどういう風に考えているのか、
短い立ち話での会話でもいろいろ理解することができて、
かなり有意義な体験だったと思います。

© 2021 Nojima Tsuyoshi