5月下旬に出る「銀輪の巨人 ジャイアント」という本の校正が大詰めに入っていて、
いままで書いたことがない自転車の本なので、よけいに慣れない用語とかも多く(自転車の部品とかほんとうに難しいのです!)、今日も早起きしてゲラとにらめっこしている。
ゲラも再校(つまり二度目のゲラ)になってくると、致命的で絶対に直さなきゃいけない間違いはだいぶなくなってきているけれども、
ちょっとした文章の語順や、語句の使い方、語尾のダブりなんかが気になってくる。
「もう打ち止め」と言われるまで、やめようにもやめられない。
新聞は、締め切りが毎日あって、その日書いた原稿はその日のうちに出てしまうから、
締め切りを1秒でも過ぎたら物理的に無理なのであきらめもつくけれど、
雑誌の原稿は「あと3日以内に」という風に長くなって、
本になると「あと10日以内」と長くなってくる。
その分、直しておきたくなるところが増えてくるというあんばいだ。

新聞は1日単位の仕事。
雑誌は1週間単位の仕事。
本は1カ月単位の仕事。

ここ1~2年、本や雑誌の仕事をすることが増えてきたので、
ようやくそんな時間のかけかたの皮膚感覚がわかってきたのでちょっとうれしい。

© 2021 Nojima Tsuyoshi