2013/01/09

その他

href=”http://stat.ameba.jp/user_images/20130108/11/nojima-tsuyoshi/eb/81/j/o0800056212368052109.jpg”>$私は書きたい

九州で正月を過ごしたので、かねてから行きたかった諫早湾干拓を見てきた。
7キロにおよぶ潮受堤防道路を走って、見晴らし台で見ると、
右側の有明海の外海の真っ青な海の色と、左側の堤防内側の調整池の茶色い水の色がくっきりと分かった。
強烈に心に残ったのが、完成から10年ほどしか経っていないのに、
すでに干拓の現場に漂っている強烈な「失敗感」であった。

とにかく、国がとどのように抗弁しているか知らないが、
こんな巨大な農地、いまの日本に必要なわけない。
しかも防潮とか防災とか言うけど、それなら干拓とくっつける必要もないし、
そのそも台風が来ても穏やかな内海型の有明海で、どこまで防潮の意味があるのか怪しい。

いろいろ議論もされているし、そこには踏み込まないが、
展望台にたって、目の前に現れた二種類の海の色を見ていると、
これはどう考えても100年後の人類に嘲笑される愚行のモニュメントである。

© 2021 Nojima Tsuyoshi