2013/02/02

食とエンタメ

$私は書きたい

台湾の花蓮に行けば、必ず間違いなく訪れる店がある。
ワンタンのお店「戴記扁食」。ここのワンタンはとにかく美味しい。
同じ花蓮には「液香扁食」「一品香扁食」などの有名店があるが、食べ比べてみて、
私は戴記派に落ち着いた。台湾人の間でも好みが分かれるらしいが。

戴記のワンタンは皮がつるつると柔らかくてしかも崩れない。ワンタンは10個入っている。
スープはさっぱりしていて、飲みやすい。スープに入っている薬味(葱と、炒めた葱)が香ばしい。
一日の滞在で、朝と夜に二回食べてしまった。

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花蓮にはなぜかワンタンの店が多い。そして扁食と呼んでいる。
扁食は、中国で「餛飩」と呼ばれるものの福建地方でも呼び方らしい。
しかし、「餛飩」と比べると、皮が薄くて肉が小さい。
「餛飩」は皮が厚めで、肉もたっぷり入っている。軽食というよりも主食の感じだ。
しかし、花蓮の扁食はおやつ代わりに食べるのがちょうどいいぐらい。
食感や味わいは、どちらかといえば日本のワンタンに似ている。
日本にワンタンを伝えたのは、福建地方の移民だったのかも知れないと食べながら考えた。

© 2024 Nojima Tsuyoshi