2013/11/25

その他

最近、秘湯と呼ばれるお風呂に行くのが好きになってきた。
名前に引かれるだけでなく、だいたいお湯がいいところが秘湯には多い。
昔は温泉で「源湯掛け流し」かどうかなんて気にしなかったが、
最近は温泉の予約をするときには必ず気にしてチェックしている。

秋田の講演の帰り、珍しいところに泊りたいと思い、
ちょうど近くにあった秋田・青森県境の山の中にある「日景温泉」を訪ねた。
日本秘湯の会にも入っている本物の秘湯である。
「潜入」といっていいぐらい、ようやくたどりついた「秘湯」だった。

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国道から1キロほど森の林道を走ると、林道の奥に広い空間が広がっていた。
思いのほか、大きな建物の温泉旅館が姿を現した。
どこかで見たことがあると思ったら、台湾の紅葉温泉に似ている。
どちらも、大正・昭和期に建てられた温泉というところで共通している。
意外に奥行きのある建物に驚いた。50部屋以上あるという。大旅館だ。
しかし、泊まり客は5組ほどだった。

携帯電話はソフトバンク以外はつながらないのでアウト。
ただ、ロビーにwifiが飛んでいたので、通信もスムーズだった。

チェックインして温泉に向かうと、暗くて長い廊下の奥に真っ赤な「浴場」の文字が怖い。

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温泉は檜作りの屋内の浴場と、屋外の男女混浴の露天風呂が一つ。
お湯が真っ白で、硫黄のにおいが強い。そして、ちょっとぬるめ。非常に好みのお湯だ。
屋内の浴場には、浅く湯が張られて寝転べる「寝湯」のスペースもあって、
一時間以上、屋内と屋外のお風呂を行ったり来たりして、もう最高だった。

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夜の料理はやっぱりキリタンポ。山菜もあってなかなか。
長期の湯治客も受け入れているということで、一度数日ゆっくり訪れたい。

日景温泉
秋田県大館市長走37
TEL 0186-51-2011
東北自動車道碇ヶ関ICから約15分

© 2021 Nojima Tsuyoshi