2013/12/05
何度迎えても、本の校了って嬉しいものだ。
昨日、ここ半年ほど取り組んできた初の翻訳書「チャイニーズ・ライフ」が校了しました。
中国人作家の漫画なのですが、普通の人の人生を通じて中国の激動の現代史を描いたもので、
最初は簡単な気持ちで引き受けたら、内容はかなり深いし、
ゴーマニズム宣言のように活字いっぱいの漫画で、実はなかなか大変でした・・
実際かなりの分量で、上下2巻の形で、今月15日ごろ、明石書店から出版します。
内容については詳しくはそのころにまた書きますが、とりあえずこれが中国語版の表紙です。
日本語版はちょっとこれと違ったものになりますが。
でも、李昆武さんという作者に会いに雲南省の昆明まで行き、
明石書店の編集者の森本さんも非常に熱心でプロフェッショナリズムを感じる方で、
本作りの仕事としては楽しく充実したものとなりました。
漫画だから読みやすい、少しでも多くの方に手に取ってもらえるといいですが。
ああ、肩の荷が降りた・・・なんか台湾のマッサージで3時間コースがやりたい。