2015/01/20

台湾映画



マンガ版の「KANO 1931海の向こうの甲子園」(翔泳社)が手元に届いた。台湾で去年出版されたもので、知人の阪本佳代さんが翻訳に関わっている。「KANO」の公開までもう一週間を切った。ちゃんとお客さんがたくさん入ってくれるか、けっこ心配しているが、メディアなどの露出もかなり増えて来ているようで、興行がうまくいくことを祈っている。

このマンガ版「KANO」は、むしろ映画を見終わったあと、余韻を楽しむために読んだ方がいいかもしれない。映画では登場人物の名前がけっこう100%は把握できなかったりしたが、マンガだとすんなり頭に入ってくる。「お前たちはもう欲しいものを手に入れた。最後まで戦え」とか「ずっと泣いてはならん」など、随所のしびれる永瀬=近藤監督のセリフの確認もできる。
ありがたかったのは、巻末につけられた「KANOと嘉農をもっと理解するために」と題した阪本さんの解説。当時の時代背景、選手たちの紹介などがかなりの分量で書き込まれている。こうした解説はオリジナルのマンガではなかったと思う。「KANO」の入門書としても役に立つ本になっている。

© 2021 Nojima Tsuyoshi