2012/03/29

食とエンタメ

ときどき、食べたくなるものってあるもので、たこ焼きとかオムライスとか、いろいろあるけど、
いちばんそういう周期が年に何度か来るのは、私にとってはスパゲティ・ナポリタンだ。

$私は書きたい

最近、またどうしてもどうしても食べたくなって、自宅の近くの洋食屋に駆け込んだ。
前々から目を付けていた中目黒の洋食屋なのだが、
ナポリタンを中心に、+ハンバーグとか、+カレーとか、+焼きそばとか、よく分からない組み合わせのメニューがたくさんあって、この日は、+ハンバーグにした。

ふだんはパスタとかアルデンデとか言っていても、子供の頃に食べた味には敵わないんだなと思う。
たぶん、死ぬ前にアルデンデのアラビアータか、延び延びのメンのナポリタンか選べと聞かれたら、きっとナポリタンを選んでしまうのではないだろうか。

ナポリタンは、私の故郷である横浜のホテルのシェフが発明した「横浜発祥」のメニューだ。
昭和初期だったと思うが、当時はちゃんとトマトを使って作ったもので、
ケチャップはその後、この料理が評判になって大衆洋食屋でマネしたときに使い始めた。
でも、食べ盛りの子供たちを抱えるお母さんにとっては作りやすくてお腹にもたまるので、
あっという間に家庭に広がったし、サラリーマンのランチの定番にもなった。

とにかくでかいお皿にどかんときて、ケチャップとタマネギとベーコンとピーマンの味が一体化したものを楽しむのが、ナポリタンの食べ方で、あまり時間をおいて食べるより、一気にお腹に入れてしまうのがいい。
本当に満足したけど、おさらに乗っている揚げちくわは何だったのだろう。

© 2021 Nojima Tsuyoshi