2012/06/23

その他

$私は書きたい

生まれて初めて、審査員という「仕事」をやってきた。
早稲田の孔子学院が主催する日中国交正常化40周年のイベントの一環で、
「提言コンテスト」として東大、早稲田、慶応、桜美林の学生たちが日中の未来に提言を行った。
これになぜだか審査員として招待されてきた。

みんなすごいパワポを使いこなして音声もつけて発表していて、
いやー技術力高し!とびっくり。
内容についても、なんというかステレオタイプじゃないように工夫していて、
みんな頭いいなあと感心することしきりだった。
結果は早稲田のチームが最優秀賞、桜美林のチームが第二位、その他は敢闘賞だった。
私は桜美林に10点満点で9点、早稲田に8点をつけた。ほかは6点とか5点。ほぼ予想通り。早稲田は発表としてよくまとまっていたし、桜美林は恋愛話をからめた楽しい工夫があった。

ちょっと不満というか、こういうイベントでは仕方ないんだろうけど、
みんな結論は「日本と中国がうまくつきあっていくためにはこうしたらいいんじゃないか」ということになっていたんだけど、
別に絶対にうまくつきあっていかなきゃいけないって考える必要もないんじゃないかと思う。
それは外交官はそうするのが役割だし、メディアも記事で「関係悪化が望ましい」なんて書くことはできないんだけど、学生としての立場を述べるという自由な状況にいるのだから、
「日中は仲が悪いけど、隣国同士は普通は悪い。それにしてはうまくやっているほうなので、あまり友好とか関係改善ばかり唱えていると息苦しくなりますから、もっと気楽に!」って話をしてくれるチームが一つぐらいいたら、もっと楽しかったのではないかと思った。

© 2021 Nojima Tsuyoshi