2012/07/16

台湾

蔣介石について何とか夏中に完成させたい本をしこしこ書いているのだが、
蔣介石の名前ってものすごく多くて、めんどくさい。

蔣介石は名は中正、字は介石、幼名は瑞元だった。
台北にある中正紀年堂の名前からも分かるように、台湾では蔣中正と公式文書になっている。
でも、日本や海外では蔣介石のほうがなじみがある。
台湾でも、蔣介石を嫌いな人は「中正」ではなくて、「介石」を使うような気がする。
字は目上の人など公式なところで使うもので、
字は友人同士などで呼び合うときに使われるときが多い。
ただ、日本留学中は蔣志清という名前を使っていた。これは学名と言うらしい。

それで分からなかったのが、英語でなぜ蔣介石のことを「Chiang Kai-shek」と呼ぶのかということ。昔、桃園国際空港も着陸するとき、Chiang Kai-shek international airportって呼んでいた。これは広東語の発音のようだが、どうしてなんだろうか。

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