2012/11/22
今週号のAERAに「独占・香港活動家が語る尖閣上陸本当の狙い」を執筆しました。
取材したのは、香港の保釣行動委員会のリーダーで、香港の立法会委員である梁国雄さん。
香港では「長毛」という愛称で知らない人はない有名人で、今年9月の選挙ではトップ当選しました。
長髪、ゲバラ、愛煙家。いかにも活動家という雰囲気ですが、質問には丁寧に回答してくれて、
その生い立ち、思想、なぜ尖閣上陸を目指すのかなどを2時間かけてうかがいました。
詳しくは記事を読んでいただけると嬉しいのですが、
とにかく彼は、反権力、反米、反覇権主義という人で、その運動を50年以上続けてきました。
香港では、かつての支配者英国の植民地主義を批判してきて、
現在は中国政府に対して人権問題や天安門事件の批判、愛国的教育の撤回などを求めています。
そうした彼は、米国のアジア戦略の一環として尖閣問題を捉えていて、
なぜ尖閣上陸を目指すのかという究極の理由は「反米」ということでした。
このあたりのロジックを記事では丁寧に書いています。