2012/12/13

自転車

山西省の太原に最近行ったとき、ちょうど10月から導入されたばかりの公共レンタル自転車システムを目の当たりにすることができた。

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交通渋滞を解消するため、太原市は市内に90カ所のサービス拠点を設置し、合計3600台の自転車を用意したのだという。とにかく自転車が格好良くて、人気もあるようで太原駅前の拠点ではほとんどの自転車が貸し出されていた。

システムはこうなっている。10数台の自転車を用意している拠点同士の距離は500メートル~1キロぐらい離れていてる。

利用には事前登録が必要でタッチ式の利用者カードをもらう。利用一時間以内は無料で、どこで自転車を返しても構わない。1時間以上は1元(13円!)、3時間以上は1時間3元の利用料を払うことになる。24時間を超えるとペナルティがついて1時間30元に利用料が跳ね上がる仕組みだ。

中国はかつて自転車王国」と呼ばれた。しかしその後はモータリゼーションが本格化して自動車やバイクの影で存在感をなくして自転車専用道路も各地で廃止されていた。

社会的にも、憧れの乗り物だった自転車は貧乏の象徴というレッテルを貼られていたが、最近ではまたこの流れが逆転してきていて、環境問題対策や道路渋滞対策もあって、中国政府は公共レンタサイクル政策を推進しており、「自転車復活」の動きが強まっている。

中国ではいま各地でこうした公共レンタル自転車システムがすごい勢いで広がっており、どうも日本の方が後れを取りそうな状況になっている。

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© 2021 Nojima Tsuyoshi