2013/01/12

食とエンタメ

$私は書きたい

佐賀県の嬉野市などに「逸口香」というお菓子がある。
江戸時代に中国から伝えられ、佐賀や長崎に定着した。長崎では「一口香」と呼ぶ。
どちらも呼び方は「いっこうっこう」だ。
小さなどら焼きみたいだが、かじってみると中ががらんがらんの空洞で、とぼけたお菓子だが、これが癖になるほどうまい。
佐賀支局時代に、取材に出かけるたびに買って食べた。20年前のことだ。
年始に佐賀に行ったので、買ってひさしぶりに食べてみた。
持ち帰ってトースターで3分ほど焼くと、
内部に塗り込まれたショウガ入りの黒糖が溶け出してさらに美味しくなる。ぜんぶ手焼きで作られているという。

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© 2021 Nojima Tsuyoshi