2013/03/04

食とエンタメ

$私は書きたい

台湾の小吃(小皿料理?)のなかでも、代表格といえばこの蚵仔煎(オアジエン)。これは牡蠣オムレツと日本語に訳されることも多いけど、この翻訳にはちょっと違和感がある。
どちらかと言えば、牡蠣入り卵焼きという方が正確なのではないか。
それにしても、やっぱりオアジエンはオアジエンなんだよね。
ちなみにオアジエンは台湾語の発音なんだけど、普通に北京語を使っていても注文するときは「オアジエン」以外に言いようがない。

どこの夜市に出かけても、必ずこの蚵仔煎のお店は見かける。でも、蚵仔煎は実はお店によって当たり外れが大きくて、しかも当たりの店は決して多くない、というのは私の持論だ。

その当たりのお店の一つで、花蓮にある「海埔蚵仔煎」に先日行くことができた。
いつもびっくりするのは、このお店の前に積まれた巨大なカキの山だ。
台湾のカキは日本のカキほど大きくないが、海のうまみが濃厚で、私は台湾のカキが大好きだ。

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それが、丸い鉄板のうえに、12人分を一気に載せられ、卵や野菜(レタス)と一緒にどんどん仕上げられていき、その焼きの作業の見事さに見入ってしまった。

味ももちろん感動もの。一緒に食べたハマグリスープもうまかった。

海埔蚵仔煎:花蓮県花蓮市自由街86号 電話:03-8323121 営業時間:17:00~23:00

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