2013/08/24

食とエンタメ

$私は書きたい


四川といっても辛い料理ばかりではない。
排骨麺、つまりスペアリブ入りメンの名店があると聞いて訪ねた。
お店の名前は「潘六娘排骨面」。
早朝からやっているというので、朝ご飯で7時に行くと、すでに開店していた。

台湾のような平たいスペアリブかと思ったら、
こちらは真るっぽいころんとした肉が二切れ載っていた。
かじると、かりかりしていて、肉汁があふれてくる。これはうまい。
麺は、しこしこしてけっこう腰もある好みのかたさ。
うまかったのがスープで、清湯にコショウが利かせてあった。

ここの麺、とにかく「一つの世界」を作り上げていて、
何か足したり引いたりする必要がない。完璧な一碗の麺という感じだ。
最近、日本のラーメンも、とにかくあれこれ入っている場合が多く、
「さあ、ここまでやったんだから、しっかり食え」という感じなのだが、
本来、麺食って、シンプルで安くて美味いが基本じゃないかと思う。
そういう麺食の原型を再確認できる店だった。

潘六娘排骨面
四川省楽山市人民東路の陽光広場わき

© 2019 Nojima Tsuyoshi