2013/12/20

その他

去年から年度の後期、つまり秋から冬にかけて、月に一度ほど、京大の経営管理大学院に教えに行っており、修士課程の学生たちと話す機会がたくさんあっていつも楽しんでいる。
というのも、大半の学生は社会人経験者で、会社に通いながら来ている人もいれば、
辞めてからステップアップのために通っている人もいる。
関西ということもあって、製造業出身の人も多く、
あまり普段は知り合えない人たちに知りあえるので、教える身でありながら教わることも多い。

京大の経営管理大学院はなかなか自由な学風で、いろんな講座を持っている。
私が教えているのは経営の観点から「パブリックリレーションズ」を考える講座で、
先日の土曜日には「アジアにおける日本型組織の問題点」と「グローバル人材と語学力」というテーマで話したのだが、その内容を、学生の一人の小林さんという方がブログでアップしていて、
自分の話の内容がこんな風に理解されるんだと分かって面白かった。

京大MBA講義実況中継シリーズ①~就活生必見!野嶋剛氏、日本型企業を一刀両断!!

この写真の左側が小林さん。なかなかの文章力と構成力、そしてプレゼン力です。

会社に行くと、自分も管理職になって周囲には朝日歴20年、30年という人しかいないので、
いつのまにか自分も朝日という風景の一部に染まってしまっている気がする。
この人、こんなことをやっていたんだとか、こんな一面があったのか、というような驚きも少ない。
そういうところ、みんな持っているんだろうけど、逆に会社にいると隠しちゃうしね。
多様な生き方が存在しない、という建前での組織だからそうなるんだろうと思う。
だから、こういう方々と話していると、働きかたや学びかたがこんな風に多様であるべきだなということを改めて実感させられ、いい経験になります。

© 2021 Nojima Tsuyoshi