2016/03/20

台湾映画

台湾映画同好会・台湾文化センター共催の台湾映画上映会が、虎ノ門の同センターで18日にありまして、無事、講師を務めてきました。会場は100人近くの参加者があり(当初80人募集)、会としては成功だったと思います。センター長の朱文清さんに挨拶していただきました。上映したのは2008年の「台湾映画復活の年」に、「海角七号」などと一緒に台湾映画界を沸かせた『orzボーイズ(原題:囧男孩)』。少年時代の切さなと豊かさを思い起こさせる佳作で、結構な率で会場の涙を誘っていました。

笑えたのは、解説で、映画で登場するイーサン・ルアン阮經天を、エディ・ポン彭于晏と間違えて言ってしまったときのこと。0・1秒で会場から女性たちの「違う!」という黄色い声の鋭い指摘が一斉に上がりました。好可怕!ファン、恐るべし。

講演では、映画の解説に加えて、「これから見るべき台湾映画ベスト10」を発表しました。主に2014~2016年に台湾で上映され、近く、日本に来るかもしれない作品です。以下、独断に基づいて順番と★をつけています。(★は5が満点)

1.太陽的孩子★★★★/2.行動代號:孫中山(コードネームは孫中山)★★★★/3.灣生回家(湾生回家)★★★★/4.百日告別(百日草)★★★★ /5.我的少女時代(私の少女時代)★★★/6.5月一号(若葉の頃)★★★/7.我們的那時此刻(あの頃、この時)★★★/8.落跑吧愛情★★/9.醉‧生夢死(酔生夢死)★★/10.青田街一號★★

それにしても、台湾映画同好会は、たった3人の台湾映画ファンの女性で立ち上げたグループなのですが、そのバイタリティーと事務・宣伝能力には、脱帽です。今回は2回目の上映会でしたが、しっかりした運営でした。年内にあと2~3回は手がけてくれそうで、楽しみです。
ぜひこれからも活動を応援してあげてください。
台湾映画同好会のファンページはこちらです。
https://www.facebook.com/taiwan.cinema.club

© 2024 Nojima Tsuyoshi