2017/02/10
台湾・台南にある国立台湾歴史博物館にいき、台湾野球史でトップクラスの研究者、謝士淵さんと、台湾野球と日本野球、そのなかでの原住民選手の果たした役割についてゆっくり話をうかがう。収穫很大。
ちょうど今年70周年になる228事件の展示をやっていたので、見学していったら、台南で悲劇の処刑をされた画家・陳澄波の遺書が展示されていた。遺族から提供されたもので、初公開らしい。監獄の係員にこっそり渡したもので、後日、奥さんのところに届けられたが、発覚することを恐れて、子供達にも遺書のことは長く伏せていたらしい。内容は涙なしでは読めない。これは一見の価値ありで、ほかにも銃殺されたときの服装なども展示されていた。台南まで新幹線で行ってからタクシーで20分。お勧めです。
228.七O:我們的二二八特展
会場:国立台湾歴史博物館 展示教育棟4階特別展室
会期:2017年5月21日(日)まで
※展覧会についての詳細はこちら(日本語)。