取材も兼ねて話題の上海のシェアサイクルをいろいろ試しているが、面白くはまってしまう。黄色がいちばん手軽で安いofobikeで、オレンジがちょっと高級感あるmobike、グリーンが電動自転車の享騎bike。あとブルーの小鳴bikeというのがある。
それぞれアプリを落として登録してデポジットを払って旅券と顔の写真を2枚おくって一時間で認証できて使えるようになる、というのは同じ。使い方は、ちょっとずつ違うけど、基本は乗るときはQRコード読み取りで、返却時は手動でかぎをかけておしまい。
近距離のタクシーに乗らなくて済むようになったのは非常に大きいし、ちょこまか動きやすくなった。一回乗って1元(15円)みたな感じだろうか。とにかくどこにでもあるので、探すのに苦労しないところがいい。台湾のyoubikeのようなステーション形式とどっちが生き残るのだろうか。いまのところ秩序がないようであるような、これでうまく回っているのだからすごいなあと思う。そのうち問題も出てくるんだろうけど、まずはやっちゃうところは尊敬する。東京五輪のときにも日本にぜひ欲しいけど、日本の行政には無理かもしれない。旅行者にとってはアリペイかウイチャットペイが使えないとデポジットも料金の支払いもできないのがハードルになる。ウイチャットペイを持っていたので、なんとかクリアできた。