2017/06/06

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 台湾の在日華僑団体「全日本台湾連合会」の発足式に参加してきた。場所は帝国ホテル。2-300人が参加した。謝長廷代表、台湾の僑務委員会主任(閣僚級)、連合会の会長になった趙中正さんのほか、金美齢さんとか渡辺利夫さんとか保守系のいろいろな人がきていた。

日本台湾交流協会の柿沢総務部長の台湾語あいさつもあった(すごい)。蔡英文総統からも祝電が入った(現物入手)。ということは、台湾の政府は基本この動きを支持している、ということになる。

 この全日本台湾連合会は、もともとあった台湾系団体を17団体がまとまって結束したもので、従来の台湾系華僑団体のとりまとめである「日本中華連合総会」とは一線を画することになっている。中華連合総会は基本的には長年の歴史的経緯から幹部の人たちは総じて親国民党的(あるいは親中華民国的)であり、選挙のたびに主要メンバーは国民党に票を投じる傾向が強い。

 一方で、民進党支持や独立系の団体は、この中華連合総会では主流派ではないため、台湾側から政治家などの訪日がある場合、どうしても接待役になって意見交換するのは中華連合総会となる。しかし、民進党の立法委員や政府関係者、独立派からするとほとんど価値観の違った人たちとあっても何の意義もないように感じることももあり、昔から不満が伝えられていた。
 台湾系華僑団体の問題的にいえば、ばらばらであった民進党系が結束する一方で、いままでも存在した分裂がなおさら顕在化するという意味があるだろうか。いわゆる「資源」の奪い合いという部分も今後強くなるかもしれない。
以下、会場にいて面白かった点
・「中華民国」という言葉が一回も出てこなかった(たぶん)。
・台湾の代表処からは、政治組のほうが、僑務組より多く来ていたような。僑務組の長い人は親国民党系と仲が良いので来にくいのかも。
・メディアは自由時報、中央通信はいたが、聯合報、中国時報はいなかった。
・自民党から出席者も花輪もあり。日本の民進党はなし。呼ばれてないのかもしれないけれど、蓮舫党首になっても民進党は台湾との関係強化が進んでいないことの証明でもあり、もったいないし、残念なことである。

・あいさつの人が異様に多くて、長い。乾杯前に一時間近く待たされた。民進党系の組織ではありがちな現象だが、国民党系は30分で収める(主観ですが)。

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