【台湾環島day6:長濱(台東)〜礁溪(宜蘭)70キロ】

 九日間の台湾環島も後半戦の六日目に入った。今日のメインイベントは台東から花蓮を結ぶ花東公路をさらに北上した。天候にも恵まれ、断崖絶壁のアップダウンの激しい道のりでひたすらペダルを漕ぎ続けた。
 映画「太陽の子」の舞台である花蓮の港口部落を通過。自転車での訪問は感慨あるなー。映画で出てきた場所で写真を撮りまくりました!


你是誰?

野島剛!

不要放棄!
 走っていて楽しかったのは、今日がベストかもしれない。アップダウンが好きなほうだし、景色の良さも圧倒的。「うわー」という歓声をずっとあげながら走っている感じで、あっという間に走り終わって花蓮市内に到着した。


通常の台湾一周では、花蓮から宜蘭にかけての交通量の多くて道が細くなる路線は回避して電車を使って移動する。花蓮駅から宜蘭駅まで電車に揺られ、宿泊地の温泉地で知られる礁溪に夕方にたどりついた。だから距離も70キロと今回の環島のなかではもっとも短い。ただ太ももの筋肉痛はけっこうしんどくなってきた。西海岸に比べて、東海岸は、急な坂道が全体的に多いので、足を使うから、疲労が蓄積しているのだろう。ストレッチとマッサージを丁寧にやってケアしている。

 ところで、今回の環島は、元ジャイアントのCEOであるトニー・ローさん(羅祥安さん)の10回目の環島を一緒に走ろうというイベントで、トニーさんの友人を中心に集められた。日本からは、しまなみ海道でジャイアントとつながっている尾道市の市長夫人の平谷純子さん、環島の本をまもなく発売するエッセイストの一青妙さんと私の3人で、あとは台湾人。

 ところが、トニーさんが直前に琵琶湖一周「ビワイチ」を走っているときに転倒して負傷したため、走ることができなくなり、かわりに奥さんのミミさんが「隊長」を務めることになった。ミミさんはみんなを引っ張って先頭走者で奮闘し、トニーさんは走行中の撮影や、休憩地での励ましなどに徹し、大変ありがたい「裏方」になってくれている。トニーさんはCEOを退任後、日本自転車新文化基金会の会長として、日本などとのサイクリング交流にも熱心で、日本語も会うたびに上達していてびっくりさせられる。
 今日のホテルも体重計はなし。もう半分減量のことはどうでもよくなっている・・。

© 2019 Nojima Tsuyoshi