【台湾環島day7:礁溪(宜蘭)〜台北90キロ】
 環島7日目は、温泉で有名な礁溪から、海岸線を北上し、途中から山を越えて台北へ。

 こう考えてみると、環島ということで台湾一周なんだけれど、全体としては、100%完全に台湾一周ということではないことに気づく。それでいろいろ聞いてみると、我々がやっている最北端と最南端を通らないのは950キロぐらいの「小環島」で、最北端と最南端をまわると1100キロの「大環島」になるらしい。ほかにも、最北端と最南端の灯台を出発と到着にして南北を走り抜くことを雙塔(二つの灯台)といって、これは520キロある。北から南にいく場合は、季節風が追い風になる10-12月がいいらしい。
 あと、自転車でいける台湾最高峰の合歓山の武嶺という標高3200メートル一泊二日の挑戦もあるとも聞いた。個人的にやってみたいと思ったのは、花蓮と台東の間にある山脈を超える4本の横断道路を二泊三日で制覇する「花東四小橫」。温泉も近くにあるし、ヒルクライム好きとしては大変に惹かれる。台湾の人たちは、台湾という島の隅々まで、自転車で走ることを研究し、楽しみ尽くしている。台湾はまさにサイクリングアイランドだ。
 さて、環島一行「追風騎士団」は、台北市内に入ると渋滞と信号で10キロを走るのに2時間かかってぐったり。車やバイクには迷惑そうにされるし、人に会うたびに「加油!」と声をかけてもらえた東海岸がなつかしい。

 体重は73→71キロになっていた。思ったほど絞れていないけれど、あと2日で1キロ落ちることを期待したい。

© 2024 Nojima Tsuyoshi