2019/03/05

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ロヒンギャ問題やアラカン人過激派の活動に揺れているミャンマー・ラカイン州の州都シットウエーに空路で到着。

  

最近はアラカン人の過激派に警官がしばしば殺されているのだが、シットウエーから外にでなければ大丈夫ということで、とりあえず来てみた。空港には「外国人は許可なしにここには行ってはいけません」リストが貼ってあった。街中はいたってのんびりしている。その一方で、2012年の暴動などで焼かれたモスクはあちこちに。シットウェーはベンガル湾に面した港湾都市。ベンガル湾を見るのは生まれて初めてということで、早速、港に出かけていくと、美しい少女がカモメに餌をやっていた。

海に面した細長いラカインでは、干しエビやエビを練り込んだ揚げ煎餅が名産。夜は外出を控えておくということで、ホテルで取材内容を整理しながらミャンマービールと揚げ煎餅で乾杯した。これは尿酸値が上がりそうなコンビだが、なかなか止まらない。ロヒンギャ問題は思った以上にややこしく、彼らの人権問題という部分を大きく超えて複雑化しており、当面は楽観できそうにない印象だ。

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