2020/01/21

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昨日は講演を二つ掛け持ちでした。午後は岡崎研究所「台湾情勢・政策研究会」で、台湾総統選挙について発表。総統選挙では、蔡英文の得票は多かったが、民進党の政党票は国民党とほぼ互角だった理由、投票率が異常なほど上がった理由、今回の総統選でオールド独立保守とオールド統一保守の台湾政界からの「退場」がほぼ完成した点など、一般のメディアではあまり報じられていないところ中心に、お話させていただきました。台湾に詳しい方が多く、みなさんの質問も鋭くて大変いい経験となりました。
夜は日本記者クラブ主催の記者勉強会で、香港問題について講演。日本メディアの報道が、香港で中国寄りと受け止められる理由は「両論併記」を旨とする客観報道にあることを説明しました。いまの香港情勢は当局と抗議側の両方を短いスペースで紹介すると、どうしても当局に加担している雰囲気の記事になるという構造的な執筆形式も問題があります。書く側の視点をまずはしっかりと固定しないといまの香港は書けないのです。
どちらも2時間たっぷり。喋ることはストレス解放にもなりますね、。心地よい疲れを抱えながら帰宅しました。

 

© 2020 Nojima Tsuyoshi