2020/02/16

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台湾にも先週、基隆港に1700人を載せた「アクエリアス号」という豪華客船が到着していましたが、あっという間に「全員陰性」が確認されて全員が下船しました。どうしてだろうと不思議に思っていたら、そのスピーディーな解決の背後には、政府が主導でウイルスを解析し、4時間で結果が出るPCR検査法を世界に先駆けて開発し、感染が疑われる人130人の検査を、民間も含めて全国の検査機関を動員して1日で結果を出してしまったそうです。その経緯が、台湾のメディア「天下雑誌」の「アクエリアス号ができて、ダイヤモンドプリンセス号がなぜできない?」という記事で詳述されていました。感染者がいることがわかっていた日本の場合と単純な比較はできないところはありますが、感染の有無に対する検査体制の整備の遅れが今回の失態を招いている大きな要因であることを考えると、政府の危機意識と対応能力が、その差をつけていることを実感させられます。

© 2021 Nojima Tsuyoshi