2020/10/08
香港ミステリーの新刊『網内人』の著者、陳浩基さんにインタビューしました。故・天野健太郎の名訳で大ヒットした『13・67』に続く社会派ミステリーの大作です。『13・67』と同じぐらい面白かった。複雑な謎の仕掛けと重厚さを備えつつ、人情味もあり、ネット世界の不気味な怖さや現代香港の息苦しさをしっかり伝えています。インタビューでは香港の抗議運動や国家安全維持法について、作家としての陳さんの考え方も聞いています。文藝春秋booksの記事で(上)(下)に分かれた長いものになります。よければご一読を!