2021/05/06
丹羽文生著『評伝 大野伴睦』(並木書房)をご恵贈いただきました。「サルは木から落ちてもサルだが・・」の名言を残した政治家・大野伴睦の伝記です。豪快かつお人好しで最後の局面で騙されて頂点を取れないところが、この人の人生を逆に輝かせていますね。母方の実家から近い新幹線岐阜羽島の駅をよく使っていたので、「あれは伴睦駅よ」と子供のころからよく聞かされていたのですが、本当のところはそうだったのか、というエピソードも。自民党内の親台湾派でもあり、蒋介石との掛け合いも面白いです。
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