2021/11/10

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昨日発売「週刊エコノミスト」でチャイナリスクと台湾の関係について書きました。いまの台湾問題には「民進党政権が安定するほど中国が強硬姿勢となる」というジレンマがあります。台湾の人々が望んだ国際社会への参画(TPP)や、ヨーロッパとの関係強化などは、民進党政権の安定材料になりますが、中国は強く反発を示し、それが台湾世論の中国離れを起こし、さらに中国は平和的統一を諦めて、圧力一辺倒になっていく。それがいまの中台関係でひたすら繰り返されています。中国の立場からすると、その流れを断ち切るためには、台湾の有権者に国民党を選んだもらうしかないのですが、それができないので、悪循環が続く仕組みです。台湾世論も対中関係には不安を感じていて民進党に不満もあるのですが、そこに習近平はうまくフックをかけることができません。というようなことを書かせてもらっています。よければご一読いただければ幸いです。

© 2021 Nojima Tsuyoshi