2022/03/07
去る5日、大阪大学「台湾研究講座」オンラインセミナー「台湾・香港における植民地の記憶と「本土」「本地」意識の形成」が行われ、台湾の神社再建について、中華民国ナショナリズムと本土意識の相克という観点から各地の再建事例をもとに、各地で神社再建に関わっている人々は、「植民地と被統治」「支配と被支配」という二項対立の議論自体からの脱却を志向しているとの観察を報告。香港に関するほかの方々の発表が充実しており、午後2時から8時までの長丁場でしたが、発表者の一人としてたっぷり楽しませてもらいました。リード役の深尾葉子先生、コメントを下さった林初梅先生をはじめ皆さんありがとうございました。