2022/03/31
週刊文春3月31日号で、ウクライナ情勢を受けた中台関係や中国内部の情勢を中心に4Pの分析を書いています。やっぱり見出しは煽り系になりました(笑)。内容的には(1)ウクライナ問題でのロシア寄り姿勢への内部の批判(2)香港や内地のコロナ感染拡大でゼロコロナ継続への批判など、習近平は三選を前に厳しい局面にさしかかっている。ウクライナ問題で台湾侵攻の発動は短期的に厳しくなったが、台湾の平和統一の可能性はさらに遠ざかり、強硬策以外に選択肢がなくなった面もある。独裁者の決断は合理的な外部分析からは読みきれないことが今回の事態からも一層明らかになり、中国の台湾侵攻のリスクは台湾だけでなく日本も今まで以上に備えたい、こんな議論をしています。よければご一読を!