2023/12/27
ウェッジ社『旅する台湾・屏東』(一青妙さん、山脇りこさん、大洞敦史さん著)の増刷が決まりました。本書の企画・コーディネートなど「プロデューサー」役を務めた者として感慨深いものがあります。アフターコロナ・円安の時代の台湾観光は、観光客をどのように「台北以外」に誘導するのかが一つのテーマだと考えています。そのなかで中長期的に有望な場所となりえる屏東の本を出してはどうか。当時の潘孟安県長に直談判で相談したのが2022年。県の側面支援を受けながら作者が自由に取材、執筆できる環境を整え、出版社を探し、企画を通して今年11月に出版にこぎつけ、書店での反響が思いのほか大きく、刊行から一ヶ月で増刷となりました。3人の作者、もちろん読者の皆さん、ウエッジ社、協力いただいた皆さんに感謝です。途中いろいろ大変なこともあり、「やっぱり自分で書くほうがいいなー」(作業がシンプルという意味で)などと思ったこともありましたが、結果よければすべてよし。少し報われた気分で年末を迎えられました。
いい本ですのでぜひ手に取って欲しいと思います。
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