2024/02/17
今年は陳舜臣生誕100年。それを記念して、神戸で「20人が語るわたしの陳舜臣さん」というイベントがあり、話者の一人に呼んでいただいた。拙著『日本の台湾人 故郷を失ったタイワニーズの物語』で書いたことのエッセンスを話した。陳家の人々、陳舜臣に関わる神戸の人々の話をいろいろ聞けて出かけた甲斐があった。陳舜臣は境界作家であったゆえか、なお評価が定まっていない感があり、日本、台湾、中国でもそれぞれ「定義」がずれている。そこが面白い。
残念ながら神戸からとんぼ帰りで、明日から台湾!