2024/10/11
福岡に進出した玉山銀行と福岡商工会議所が共催の「台湾・九州貿易経済シンポジウム」に出席。キーワードは「100年に一度のチャンス」。長年、地方外交という意味では九州は中国に傾斜していたが、この3年で一気に台湾に傾いた。それは当然、半導体の利益を目指してという部分が大きい。一方で、台湾と九州は深い歴史的因縁を持っているのも確かで、150年前の台湾出兵の時は鹿児島・熊本の兵隊たちが長崎から出発したし、日本統治時代に台湾に渡った教員の多くも九州出身で、逆に日本に医学などを学びにきた台湾人も多くが九州で学んだ。半導体の話から交流が盛り上がり、台湾・九州間の歴史も知られる流れになってほしい。