2025/07/09

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花蓮から台北に戻るとき台湾鉄道の新自強号に乗った。初めて利用したが、騰雲(ビジネスクラス)は素晴らしい。スタバのコーヒー、ハーゲンダッツのアイスクリーム、サニーヒルズ(微熱山丘)のパイナップルケーキがサービスでついてくる。グリーンにおしぼりしか出さないJR東海も学んでほしい。新自強号の日立製の車両は、揺れがちな太魯閣号より車内居住性(乗り心地)が全然よろしい。花蓮ー台北でいえば20分ぐらい新自強号が太魯閣号より遅いけれど、まったく問題ない。台北ー花蓮のフライトも減っているし、今後は花蓮行きはこれに乗ろう。なにしろ運賃がビジネスでも1000元とい安い。台湾鉄道の経営が上向かない理由がわかる。台湾の天気ガス、交通、通信は物価に比べて安すぎる。それでも半導体景気で政府には税金がいっぱい入ってくるからいいのだろうが、交通機関の値段の安さは際立っているし、台湾鉄道の経営が苦しい理由になっている。蒋介石・蒋経国時代の国家主義の名残りなのだろうが、いまでは政権与党が「値上げ批判」を恐れてどこも手をつけようとしてなかった。いいかげん台湾鉄道に大幅値上げのチャンスをあげてほしいものです。

© 2025 Nojima Tsuyoshi