2013/04/08

台湾

$私は書きたい

金門にいるとき、あっちこちで見かけるのが「石敢當」(いしがんとう)。
日本人にとっては、沖縄にある石敢當のイメージが強いだろうが、
本家は中国にあり、特に福建省に多いとされる。
金門は福建省のすぐそばなので、金門にあることは不思議ではないのだが、
街中を歩いていて石敢當を見つけると、ついつい嬉しくなってしまう。
石敢當は福建華僑を通じて東南アジアにも広がっていると言われるが、
いままで気づいたことはなかった。これから注意して見てみよう。

石敢當は、中国語で「敢當」という言葉に石をくっつけたものだ。
「敢當」は古い中国語で、現在の中国語では「それほどでもありませんよ」という意味の「不敢當」という単語に残っているが、もともとは「ものすごい大物」という意味があるとされ、
それがいつのまにか魔除けの表示として使われるようになったという。

その由来はかなり古く、漢の時代とも元の時代とも言われる。
中国では「泰山石敢當」と書かれることもあり、泰山は「平安」などの意味を持っている。
使われ方は基本的に沖縄と同じで、T字の路地などに置かれ、
基本的には鬼門のような不吉な道で、この石敢當を置いて通行人を守る意味があるのだとか。

上の写真は「浯州陶藝」というお土産さんで見つけた石敢當の人形。
なかなか可愛くて、デザインもいいので、買ってしまった。

「浯州陶藝」
電話:(082)329-203
住所:金城鎮珠沙里泗湖村6號

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