2013/10/12

台湾グルメ

世の中には、ときどき、期待していないのに、期待を大きく上回る結果が出ることがある。
台南で「国華小巻米粉」という店に立ち寄った。小巻とは、小さいイカのこと。中巻と呼ぶときもある。米粉はビーフン。

映画監督の李安が少年時代に通ったと聞いたので、ちょっと試しに食べてみようと思っただけだった。
お店の外観はそれほどパッとしない。店の前には「小巻米粉80元」の看板。250円ぐらいだが、台南の麺類としてはわりと高い方だ。

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お店で出すのは、この一品だけ。巨大な鍋で、ビーフンを煮込んでいる。注文があると、すでに切り分けて洗ってある小巻の切り身をどばっといれ、ビーフンと一緒にすくってテーブルに運ばれてきた。上にはきれいな緑色のネギが載っていた。とても奇麗な一椀である。

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だいたいにおいて、おいしいものが、一目でおいしいと分かる。
これはおいしいという予感がしたら、本当に信じられないぐらい旨かった。
スープ、イカ、ビーフンの三者が見事にマッチしている。
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ビーフンは台北のような細いものではなく、太くて面の歯触りも粗い。
こういうビーフンだと、スープがしみ込みやすいくていい。
もともと台湾は米食で粉食ではない。粉食は外省人が持ち込んだ。
こういう味が本当の台湾オリジナルの味なのだろう。

イカは、別の小皿に取った濃い口の醤油につけて食べる。
あっという間に完食して、もう一杯、頼んでしまった。

小巻米粉
台南市南區中華西路一段2巷5號
電話:06-2631721
營業時間:09:00-21:30

© 2021 Nojima Tsuyoshi