2016/06/04

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5月30日、台南の成功大学で講演。皇太子のガジュマルを見ながら会場へ行く。日台関係について2時間、たっぷり話させていただきました。台南大学の謝仕淵さんのコメントと質問ももらった。学生が多かったけど、いつも思うのは、日本の若者より台湾の若者はたくさん質問するところ。とにかく手を挙げて聞くというのは正しい態度だなーと思いました。

台中での講演は初めて。台中科技大学でも31日、「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人」の内容を中心に、日台関係の講演をさせていただきました。議論の準備をしていて気付いたのは、日華関係と日台関係の二面性において、白団とは日華関係の一翼を担う存在ではあったが、日台関係とは関係がなかったという視点だった。だから講演の最後の締めも「白団は日台の黒子と呼ばれるが、実はそうではない。日華の黒子なのである」という言葉になった。

講演のいいところは、こうやって自分の思考を深めるきっかけになるところ。聞きに来てくれる人の多寡は時によってあるけれど、5人でも人がいればでかけてしゃべたいと思う。

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