2019/03/09

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ヤンゴン郊外にあるヤンゴンの日本人墓地を初めて訪問した。こんなに美しく整備された日本人墓地は記憶の限りでは見たことがない、という印象。

そもそも、外国において戦争の歴史も絡む日本人墓地をしっかりと作れるかどうかは現地政府の態度にもかかっているところがあり、ここの見事さは、ミャンマーと日本の良好な関係があるおかげ、ということは間違いない。日本人会が維持管理を受け持って、日本政府の補助金も出ているという。戦前戦後のヤンゴン(ラングーン)は、ベトナムのサイゴンに並んでアジアの最先進都市で、物資買い付けのために商社などから数千人の日本人が働いていた。からゆきさんらしき苗字のない女性のお墓も多数ある。

 

それからビルマ戦線で死亡した兵士の記念碑もいろいろあり、合掌するとともに、日・ミャンマーの間によこたわる百年あまりの歴史を学ぶためにも、もってこいの場所であると思った。

案内をしてくれた日本人会の池谷さん(ミャンマー在住50年!)によれば、四国、中国、九州などからの出兵兵士がビルマ戦線では多かったらしく、愛媛、香川、鳥取の大きな県別慰霊碑が目立った。「菊部隊」とか部隊ごとの名前を掲げた慰霊碑も多く、旧陸軍に関する知識があまりないのが悔やまれる。墓守をしてくれているミャンマー人のご家族がいて、「ありがとうございます」と日本語でいうと、「どういたしまして」と日本語でかえってきた。

© 2019 Nojima Tsuyoshi