2021/03/09

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ご恵贈いただいた李登輝関係の書籍2冊。一つは「人間の価値ー李登輝の言葉」(興陽館)。元李登輝秘書の早川友久さんが手がけている。もう一冊は旧著の文庫化で「新版 台湾の主張」(PHP文庫)。どちらも読みやすい李登輝入門とも言える本。ちょうど原稿の執筆のために李登輝のことを考えていたので、ありがたく読ませていただきます。

死後から半年が経過しているが、日本出版界の李登輝追悼ブームはなお続いており、台湾における反響を明らかに大きく上回っている。オードリー・タンの日本人気にも通じるところがあるが、日台間の情報ニーズのギャップを考えるうえで「值得思考」な興味深い現象だと思う。

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