2021/05/06
専門誌「東亜」5月号に台湾の新型コロナ対策を危機管理理論から分析する原稿を執筆しました。「周到準備と先手でコロナ阻止 民進党の長期政権が視野に」というタイトルで、霞山会の「厳しさを増す台湾の安全保障環境」という研究会と連動した長期連載の一回となっていて、拙著『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』からさらに内容を深めたものにもなっています。いろいろチャートも頑張って作りました。危機管理理論に台湾の対応はかなりマッチしていることを発見。新型コロナ問題は、危機(感染症)の襲来に際して、人命のロスをいかにゼロにするかが危機管理の目標であり、それに向けてシステムを組み上げ、実行するかが問われていることを改めて書きながら強く実感し、今の日本にも教訓的に考えてもらえる内容になっていると思います。東亜は書店でも売られておらず、ネット版もないので、ご関心のある方は注文などで手にとっていただければ幸いです。
注文サイトはこちらです:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281680376/