2021/08/26

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王育徳著『「昭和」を生きた台湾青年』(草思社文庫)をご恵贈いただきました。10年前の出版され、日台関係史を考えるうえで必読書である本書がいま文庫化されることはとても喜ばしい。文庫化にあたって娘さんの王明理さんの文庫版あとがきも加わえられています。ヒマワリ運動、コロナ対策など最近の台湾の動きが、王育徳が望んだ理想的な民主社会の実現であるという王明理さんの言葉はお父上にとっても最高の贈り物。日台関係に関心がある若者を含め、多くの読者に読んでほしい本だと思います。

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