【書籍紹介】 台湾在住の作家・栖来ひかりさんの新刊書「山口,西京都的古城之美」が出版され、ご恵贈いただいた。栖来さんは、nippon.comの主力筆者でもあり、これが「在台灣尋找Y字路(台湾Y字路さがし)」についで二冊… 続きを読む
世界の安楽死現場をまわったルポの力作、宮下洋一著「安楽死を遂げるまで」
2017/12/22 書評【新刊ご紹介】 友人のジャーナリスト、宮下洋一さんの新刊「安楽死を遂げるまで」(小学館)をご恵贈いただきました。 SAPIO連載時から楽しみに読んでいたものですが、こうやって素早く本にする作業、立派だと思います。私も… 続きを読む
今、敢えて読みたい・知られざる中国の姿を描いた新書「ルポ 隠された中国」
2017/10/23 書評朝日新聞の元同僚で、金順姫さんの新書「ルポ 隠された中国」をご恵贈いただいた。 金さんと一緒に仕事をする機会は少なかったけれど、紙面での頑張りをいつも見ていて、本を受け取って嬉しい気持ちになった。というのも、金さんは… 続きを読む
読書・大鹿靖明「東芝の悲劇」
2017/10/10 書評【読書・大鹿靖明「東芝の悲劇」】 元会社の先輩の大鹿靖明「東芝の悲劇」を読了。まず同業者として学ぶところの多い本だった。大鹿さんは取材記録をものすごく丁寧に整理している。取材記録というのは記者の最大の宝。取材はすべて一… 続きを読む
シノロジーを組み込んだ現代中国政治分析:山本秀也さんの新著「習近平と永楽帝」
2017/09/07 書評産経新聞の山本秀也さんから新著「習近平と永楽帝 中華帝国皇帝の野望」(新潮選書)をご恵贈いただいた。山本さんはシンガポール、香港、台北、北京、ワシントンと、羨ましいほどの海外特派員の経験を積まれ、いつも深い洞察がこもっ… 続きを読む
異才・鹿野忠雄による傑作「山と雲と蕃人と」
2017/08/15 書評戦前の台湾で活躍した天才フィールドワーカー、鹿野忠雄の山岳文学の傑作「山と雲と蕃人と」を入手。なかなか高かったが、どうしても手元において、ゆっくり読みたかった。ペラペラめくるだけで、台湾の山々が脳裏に浮かぶような涼やか… 続きを読む
高口康太さんの新著「現代中国経営者列伝」
2017/05/05 書評ジャーナリスト・高口康太さんの新著「現代中国経営者列伝」(星海社新書)をご恵贈いただいた。早速手にとって開いてみたが、アリババの馬雲、小米の雷軍、王達集団の王健林など、現代中国を代表する8人の起業家たちを取り上げている… 続きを読む
「台湾史小事典 第三版」が刊行
2017/05/01 書評中国書店の川端社長から、先日、同社が刊行した「台湾史小事典 第三版」をご恵贈いただいた。 思えば、朝日新聞の台北支局に赴任した2007年、この本の初版をトランクに入れて赴任したのだった。台湾の歴史を頭に入れようと、最… 続きを読む
「ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内」
2017/04/14 書評このほど中央公論社より出た「ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内」(平野久美子編著)をご恵贈いただきました。 ぱらぱらとめくってみて直感的にわかることは「これはいい本」ということ。文章も写真もクオリティがとても高い。台湾が… 続きを読む
台湾の週刊誌「新新聞」創刊30周年号は保存版
2017/03/12 書評今週号の台湾のニュース週刊誌「新新聞」は創刊30年を紙面で振り返る保存版。本当に買っておきたい一冊になっている。台湾民主30年の歴史がしっかり振り返ることができる。 新新聞もいろいろあったけど今はいい報道をしている。… 続きを読む