読書・大鹿靖明「東芝の悲劇」

書評

【読書・大鹿靖明「東芝の悲劇」】  元会社の先輩の大鹿靖明「東芝の悲劇」を読了。まず同業者として学ぶところの多い本だった。大鹿さんは取材記録をものすごく丁寧に整理している。取材記録というのは記者の最大の宝。取材はすべて一… 続きを読む

異才・鹿野忠雄による傑作「山と雲と蕃人と」

書評

 戦前の台湾で活躍した天才フィールドワーカー、鹿野忠雄の山岳文学の傑作「山と雲と蕃人と」を入手。なかなか高かったが、どうしても手元において、ゆっくり読みたかった。ペラペラめくるだけで、台湾の山々が脳裏に浮かぶような涼やか… 続きを読む

高口康太さんの新著「現代中国経営者列伝」

書評

 ジャーナリスト・高口康太さんの新著「現代中国経営者列伝」(星海社新書)をご恵贈いただいた。早速手にとって開いてみたが、アリババの馬雲、小米の雷軍、王達集団の王健林など、現代中国を代表する8人の起業家たちを取り上げている… 続きを読む

「台湾史小事典 第三版」が刊行

書評

 中国書店の川端社長から、先日、同社が刊行した「台湾史小事典 第三版」をご恵贈いただいた。  思えば、朝日新聞の台北支局に赴任した2007年、この本の初版をトランクに入れて赴任したのだった。台湾の歴史を頭に入れようと、最… 続きを読む

「ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内」

書評

このほど中央公論社より出た「ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内」(平野久美子編著)をご恵贈いただきました。 ぱらぱらとめくってみて直感的にわかることは「これはいい本」ということ。文章も写真もクオリティがとても高い。台湾が… 続きを読む

台湾の週刊誌「新新聞」創刊30周年号は保存版

書評

 今週号の台湾のニュース週刊誌「新新聞」は創刊30年を紙面で振り返る保存版。本当に買っておきたい一冊になっている。台湾民主30年の歴史がしっかり振り返ることができる。  新新聞もいろいろあったけど今はいい報道をしている。… 続きを読む

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