2011/11/23

食とエンタメ

NHKの特番で辛亥革命100周年を取り上げていて、
第一回目は孫文を支えた日本人がテーマだった。

番組は過去に書かれたことを総ざらいして、中国や日本の現場や関係者にも会って、という普通の内容で、
それなりに面白くまとまっていたのだが、それよりも「孫文ゆかりの中華料理店」に前から行きたいと思っていたことを思い出して、ちょうど神田で出版社と夜に打ち合わせが入っていたので、さっそく昨晩食べに行ってみた。

神保町駅から徒歩五分の「漢陽楼」。明治から続く寧波料理のお店だ。
日本にいた孫文が胃腸を悪くしてここのおかゆを頼んだという逸話が残っている。
これがその時から伝わる孫文粥。

$私は書きたい

土鍋に入ったあつあつのおかゆに、
香油と醤油をまぜた調味料、豆腐乳、香菜などを入れて食べるのだが、
店員さんに「ぜんぶ一気にまぜちゃって下さい」と言われて従ったら、
やっぱりちょっとしょっぱくなって残念だった。

一方、これが日本留学中の周恩来もよく食べたという獅子頭。

$私は書きたい

上海や寧派など江南地方でよく食べられる料理だった。
台湾にも移民してきた外省人のレストランでよく出されて、とても好きだった。
普通、中にクワイの実がまぜてあって、さくさくした食感もあって美味しいのだが、
食べる前に店員さんに「入っているんですよね、クワイ」と聞いたら、「ありません」。
ところが、5分ほどたって「やっぱり入ってます」と言いに戻ってきた。
人はいいけど、ちょっとずれた店員さん。でも獅子頭はこぶし大ぐらい大きく、味も良かった。

それでも、ほかに頼んだ「エビと季節野菜の炒め」や「シイタケと鶏肉のスープ」は絶品で、
満足しました。

© 2024 Nojima Tsuyoshi