2011/12/05

台湾

今月発売の「外交」という雑誌で、台湾の対中戦略について記事を書きました。
「和諧後の中国」という特集の一つの記事です。

私は書きたい

「外交」は外務省が発行する月刊の外交専門誌で、かつて「外交フォーラム」という名前でしたが、
民主党の事業仕分けで廃刊となり、今年から隔月刊で復活しました。
「外交フォーラム」時代は外務省が何万部も買い取りして在外公館などに送っていて、
昔、外務省の記者クラブ「霞クラブ」詰めの記者をしていたとき、
記者クラブの入口に山のように積んであり、何冊でも持って行くことができました。
正直、何万部も買い取るのはやりすぎだったと思うが、廃止には惜しい気もしたものです。
実際日本から海外への情報発信の窓口はかなり限られていて、外交フォーラムには一定の知名度と信用があったからです。
ともかく、新しく生まれた「外交」への執筆を、中村同誌編集長に声をかけてもらって、
今回初めて執筆することになったのですが、
やっぱり外交の専門家、中国の専門家が中心に読んでいるだろうし、単純な用語のミスなどは絶対しちゃいけないという緊張感がありました。
内容的にはかなりうまく書けたという手応えはありました。
特に中台関係を男女に例えた下りは、現状の中台をうまく伝えられたかなとちょっと思っています。
お世辞混じりだとは思うけど、中村編集長から「今回の雑誌で最も読者に読んで頂きたい原稿の一つです」と言っていただて、ほっとしました。

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